気ままに架空国家

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インカの政治

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ここではインカの政治体制、議会システム、また国政政党の紹介を行う。

 

 

インカの政治体制

インカは二院制を執る立憲君主制の国家で、皇帝(サパ・インカ)を国家元首としている。皇帝は国事行為や首相の任命(しかし、現在は既に民主的手段で選出された者を任命するだけで形骸化しているが、これも国事行為の一部であるとも言えよう)を行うが、憲法により『皇帝は帝国の民主主義、国家国民、また国権の健全な倫理観の擁護者として世襲によって君臨する』と定められているため、有事にはこの条文を口実にある程度の権力を『請求』できるとする説が有効である。また、皇帝は政教分離原則から公式には否定しているが、インカの民族宗教における指導者という立場の為、教徒に対する大きな発言力を持っている。

 

インカの行政

インカの内閣は、皇帝によって任命された首相と、首相に任命された各大臣によって組閣される。

 

各省の紹介

各省の一覧は以下の通りである。

人事省

公務員の人事、選挙管理を司る。

総務省

社会インフラ、地方自治体の管理など、国家の基本を成す諸制度を司る。

保健省

国民の健康、医療分野の諸制度を司る。

国防省

国防に関して司る。

君主補佐省

国事行為等、皇帝に関する諸制度を司る。

国教省

インカの民族宗教『インティ』に関する諸制度を司る。

科学省

研究開発を司る。

通商省

国内のインフラ、特にマゼラン海峡に関する諸制度を司る。

教育省

教育を司る。

環境省

国内の環境、特に国土西部にあるアマゾンの保護を司る。

税務省

国家の財政の内、専ら国家歳入に関して司る。

資源配分省

国家の財政の内、専ら国家支出に関して司る。

労働省

労働者の保護に関する諸制度を司る。

移民管理省

移民の管理を司る。

農務省

棚田等の伝統農業や林業を司る。

生産省

農業、林業以外の国内生産に関する諸制度を司る。

文化省

インカの文化の保護、管理を司る。

外務省

外交に関して司る。

 

インカの議会

インカでは先述の通り二院制を執っており、それぞれインティ・フニャクイが203議席、アポ・フニャクイが97議席である。インティ・フニャクイはアポ・フニャクイより優越的な権限を持つ。インティ・フニャクイは比例代表制、アポ・フニャクイは選挙区制である。

アポ・フニャクイは選挙区の区分が県境のそれと一致しているため、アポ・フニャクイはの議員はさながらその県の代表であると言える。

 

インカの議席

インティ・フニャクイ

(2020/1/1当時)

全県連合党(79)

青年ケチュア党(45)

太陽同盟(34)

ヒスパニア民族党(20)

ボゴタ党(10)

連邦共和党(4)

インカ第一党(2)

自由党(1)

マチュピチュエスカレーターをつくる党(1)

無所属(7)

 

アポ・フニャクイ

(2020/1/1当時)

全県連合党(33)

青年ケチュア党(26)

ヒスパニア民族党(15)

太陽同盟(13)

ボゴタ党(3)

連邦共和党(3)

軍需連合党(1)

無所属(3)

 

 

政党紹介

 

全県連合党

(All Prefectures Union Party,APUP)

労働組合系の政党。左派。

元々はバラバラであったが、最近の労働運動の活発化、様々な派閥の労働組合の利害が奇跡的に一致したことからほぼ全ての労働組合を内包した政党。国政政党の中で最も若い政党だが両院で第1党となった。

 

青年ケチュア(Youth Quechua Party.YQP)

若者を中心に表を集める政党。中道右派

政策は若年層、子持ち世代優遇で、教育の無償化や研究開発の推進、また欧州レベルの子育て支援といった子供の増加も支援している。しかし、いずれも国家主義を体とした制作の為、国粋派であるとも言える。

 

太陽同盟(Inti khunpa)

民族宗教『インティ』の宗教政党。極右。

宗教政党であるが、インティの教徒全員が支持しているわけではないし、逆に教徒でない有権者からの支持も厚い。インカの伝統を擁護する立場にあり続け、皇帝の権限向上を推進している。熱心な国粋主義政党である。

 

ヒスパニア民族党

(Hispania National Party,HNP)

主にインカのスペイン人を中心に支持を集める政党。左派。

過去、インカの再征服運動によりスペイン植民地がインカ領となるが、そこに取り残されたスペイン人たちが自分達の自治権を獲得する為に作られた政党。分裂などを起こさず、国政政党の中で最も歴史が長い。現在はスペイン人だけでは無く移民全般からの支持を集めつつあり、リベラルとしての頭角を表している。

 

ボゴタ(Bogota Party,BP)

キリスト教宗教政党。中道。

ヒスパニア民族党と同様に取り残されたスペイン人宣教師によって結党された。昔は専らカトリックの擁護に努めていたが、現在は宗派問わずキリスト教全般の支持を集めている。

 

連邦共和党(Federalist Republican Party,FRP)

憲法で禁止されている為名乗れないが、事実上の共産党極左

冷戦期に誕生し、ソビエト共産党と友好関係にあった。連邦制を導入し、君主制の廃止を主張する。正式に公言はしないが、マルクス主義を支持し、インカの赤化を企てていた。今は勢いを完全に失っているが、未だに政府の監視対象である。

 

インカ第一党(Inca First Party,IFP)

インカ第一主義を掲げる政党。極右。

太陽同盟との内ゲバにより離脱した元党員により結党された。ただ純粋な硬派で、国家主義を狂的に支持し、その障害となるなら例え保守思想でも粉砕するという特異な思想を持つ。また、一部ではネオナチの支持もあると言われている。

 

自由党(Liberal Party)

新自由主義を第一に掲げる政党。右派。

新自由主義を推進し、グローバル化を性急に進める政党。ワンイシュー政党であるとも言える。インカ国内の裕福層がこぞって支援しており、議席数の少なさとは非対称なほどの資金力を有しており、これからの躍進が期待できる。

 

マチュピチュエスカレーターをつくる党(Making an Escalator in Machu Picchu Party)

党名の通りのワンイシュー政党。中道。

名目上の目的はマチュピチュエスカレーターを作ることだが、その過程にある障害を指摘しつつ既得権益層の解体や政治取引の摘発を試み、半既得権益層や無党派、子供たちから支持を集める新しいタイプのポピュリズム政党。

日本のある国政政党と連携しているとか……

 

軍需連合党(Munitions Union Party,MUP)

軍需産業の連合が支持する政党。左派。

全県連合党のグループから弾かれた数少ない連合の政党。全県連合党は反軍主義で一致しているが、軍需産業によって養われている軍需連合はそれに合意できない為、独立した政党となった。現在は軍需産業が盛んな一部工業地帯によるアポ・フニャクイの議席しか獲得できていない。

インカ帝国

インカ帝国

Inca Empire (英語)

Imperio Inca (スペイン語)

Tawantin Suyu (ケチュア語)

 

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 右が国旗、左が国章


国の標語:Ama llulla. Ama suwa. Ama qella.

(ケチュア語: 嘘を付くな。盗むな。怠けるな。)

 

国歌:コンドルは飛んでいく*1

公用語 無し(ケチュア語スペイン語が事実上の言語)
首都 クスコ特別県
最大の都市  キト
政府
皇帝(Sapa Inka) ラパンカ・インカ・ユパンキ(Rapanka Inka Yupanki)
首相(Uma Kamayuq) マユ・アマル・チト(Mayu Amaru Tito)
面積
統計 591万468k㎡
人口
統計1億1597万人
人口密度18.7人/k㎡
GDP(自国通貨換算)
合計33兆7772億アチャカ
GDP(MER)
合計1兆6357億ドル
GDP (PPP)
合計1兆9744ドル
一人当たり11,893ドル
建国 成立 1438年
通貨 アチャカ(IAQ)
時間帯 UTC(-3~-5)(DST なし)
ISO3166-1 IC / INC
ccTLC .ic
国際電話番号 51*2

 

インカ帝国(いんかていこく、ケチュア語: Tawantin Suyu )、通称インカは、静的独立世界線南アメリカに位置する立憲君主制国家。北にパナマ、東にガイアナ、南東にパラグアイ、アルゼンチンと国境を接するが全体でみるとブラジルと全方位において最も広範囲に国境を接する。また、太平洋、カリブ海に面している。

旧英国領であった国家を除けばアメリカ大陸唯一の君主制国家であり、同時にアメリカ大陸唯一の原住民によって建国され今まで続く非元植民地国家でもある。南アメリカ大陸の半分以上をブラジルと二分しており、面積はインカの方が250万k㎡ほど小さい。また、アンデス山脈のほぼ全域を領土に収め、同時に国土のほとんどにアンデス山脈がそびえたっている。マゼラン海峡をアルゼンチンと共有する形で所持している。

首都はクスコである。クスコは世界一高度の高い首都*3としてギネス記録に乗っており、また西洋と異なる発展を遂げたアンデス文化の文化遺産としての役割も持っている。また、クスコの中にあるマチュピチュはインカの民族宗教である『インティ』の聖地的役割を持つ。

 

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*1:これは本来、ペルーの作曲、音楽学者であるダニエル・アロミア・ロブレス(Daniel Alomía Robles1871年1月3日 - 1942年6月18日)によって作曲され、1970年にアメリカ合衆国フォークロックデュオサイモン&ガーファンクルによってカバーた曲であるが、この世界線ではインカ帝国の国家として作詞作曲されたとする。

*2:本来はペルーの国際電話番号であるが、この世界線では存在しない国家として扱う。

*3:本来、世界一高度の高い首都はボリビアのラパスであるが、この世界線では存在しない国家として扱う。

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